敬老の日
今日9月21日というより毎年9月の第3月曜日は敬老の日です。私も介護歴6年。ベテランの域でしょうか。その介護生活の中で役にたったと感じた知識とかグッズを紹介したいと思います。
薬の一包化
老人ともなるといくつもの薬を飲むのを常習化している人も多いと思います。普通は粒(タブレット)を包装から「プチっ」っとひとつひとつ破り出して飲んでいるかと思います。我が家もそうでした。でもこれって面倒ですよね。
しかしあるとき医者の先生から「薬の一包化」という手段があり、やってみたらどうかと提案が。薬の一包化というのは例えば
朝 A、B、C
昼 A
夜 A、C、D
というパターンの場合、朝のA,B,C、昼のA、夜のA、C Dを調剤薬局が一つのパッケージに入れてくれるというサービスです。氏名、飲むタイミングが印刷されてます。
サービスと言ってますが医師が出す処方箋に「高一包化」の指示がかかれていることが必要です。そして当然ながら薬局は手間がかかるわけでその分の手数料がかかります。こんな具合です。
お金はかかりますがこれ一度やるともう便利でやめられません。なんせ朝だったらAを取り出し、Bを取りだし、とやっていたのが朝の分のパッケージを一つ開けるだけですぐ飲めるんですから。多数の薬の処理にお困りの方(本人、家族)は是非とも医師の先生に申し出てみてはいかがでしょうか。
お薬カレンダー
そうやって一包化された薬。パッケージを開けてから捨ててしまうと飲んだか否かを時に忘れてしまうことがあります。そんなときに便利なのがこちら。お薬カレンダーです。
各曜日ごと、飲む時間ごとにポケットがあり、そこにパッケージを入れておきます。手間はかかりますが1週間に一度、休みの日にでも入れておくととにかくその後の飲み忘れがなくなって便利です。
食器はプラスティック製に
食器に限らないんですけど老人はとにかく手に取ったものを落としやすいです。握力が弱くなってますからね。ですから割れやすい瀬戸物は使わない方がいいです。なので我が家はごはん茶碗、お椀はプラスティック製にしました。
介護用カトラリー
スプーン、フォークなどのいわゆるカトラリー。なにげなく使ってますがこれ健常者が使用することが前提になってます。これが以外に老人にとっては曲者なんですよね。介護用のカトラリーにもいくつかあるんですが例えばこんなフォークもあります。
日めくりカレンダー
老人はとにかく日時、曜日の感覚がなくなります。今日が何日かはカレンダーをみればわかるじゃん、ってことになりそうです。でもカレンダー、時計って今この瞬間が何月何日かを表示してくれるわけじゃないんですよね。である日、家電量販店をさまよっていたらこんな時計を発見。
これなら時計をみれば今日が何日なのか瞬時にわかります。曜日、というか第〇曜日まで表示してくれるのがありがたいです。